クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ進出を決めた西武が31日、札幌から空路で決戦の地・福岡に入った。シーズン最終戦で3位に滑り込んだチームは勢いの差を見せつけて2位日本ハムを2試合連続の逆転勝ちで撃破。日本シリーズ進出をかけて戦うソフトバンクには今季5勝15敗4分けと大きく負け越しているが、渡辺久信監督(46)は「こっちは失うものは何もない。向こうは勝たなきゃいけないプレッシャーがかかるし、(プレーオフやCSを勝ち抜いたことがなく)積年のものもあるからね」と話した。