阪神久保田智之投手(30)が18日、高知・安芸キャンプで、今秋の投手陣最多となる168球を投げ込んだ。1イニングの登板を予定していたオリックス戦が中止となり、ブルペンに直行。約1時間、変化球も交えた気迫の投球で空間を独占した。「春までブルペンで投げるしかないですね。やることをやっておかないと」。復活を期した今キャンプは、ボールのキレと制球を磨くことをテーマにしている。この日の実戦テストを楽しみにしていただけに、残念そうだった。