<日本シリーズ:ソフトバンク3-0中日>◇第7戦◇20日◇福岡ヤフードーム

 中日浅尾拓也投手(27)が痛恨の一打を浴びた。0-2の7回に4番手で登板。2死二塁からソフトバンク内川聖一外野手(29)に中前適時打を浴びた。絶対的セットアッパーが失点し、逆転日本一へのムードは一気にしぼんだ。

 落合博満監督(57)森繁和ヘッドコーチ(57)以下、ほとんどの首脳陣が退団するため、これが落合体制下でのラストゲームになった。浅尾は「監督さんやコーチのみなさんは、これからも見ていてくれるとおっしゃっていた。だから、恥ずかしいプレーはできません」。この別れを糧とし、さらなる成長を遂げることを誓った。