西武は30日、ホセ・フェルナンデス内野手(36)の残留が厳しい見通しを示した。残留要請していた鈴木球団本部長は、現状について「残留はしない。代理人とやりとりしているが、合意していない。他の話も聞きたいということだった」と渋い表情だった。

 今季は142試合に出場し、打率2割5分9厘、17本塁打、81打点。今シーズン終盤に勝負強さを見せ、パ・リーグDH部門でベストナインを受賞した。今年、国内移籍が可能なFA権を取得しており、来季から日本選手扱いとなる。