今季に復活を懸ける中日の山本昌投手(46)が20日、ナゴヤ球場のブルペンで中腰の捕手を相手に約30球を投げた。昨年のキャンプで右足首を負傷し、秋に手術を受けたベテランは「あれだけ傾斜のあるところは手術後初めて。ほっとしている」と順調な回復を印象づけた。

 キャンプは2年ぶりの1軍スタートが決まり、高木新監督も開幕投手候補に名前を挙げて奮起に期待する。現役最年長、46歳の左腕は「打撃投手とかシート打撃は第3クールを目標に頑張りたい」と自分のペースで調整を続ける。