DeNAの中畑清監督(58)が21日、福島県南相馬市の南相馬市役所を表敬訪問した。桜井勝延市長らと会談し、福島第1原発事故による除染問題の現状について質問。子供たちが外で遊べる時間が、いまだ3時間と制限されており「子供たちの安心感が一番大事。市長がメッセージを送り続けないと」と熱く訴えた。

 市外に避難していた子供たちのうち、約半分が市内に戻り、3学期をスタートしたという。桜井市長は「みんなが戻れる環境をいかに早く作れるか。やらなければいけないことをやるしかない」と力を込めた。中畑監督は「むこう(横浜)からメッセージを送り続けますから、頑張って下さい」とエールを送った。