九州運動記者クラブは26日、福岡市内で代表者会議を開催し、2011年度の表彰選手、団体を選定、発表した。「大賞」にはプロ野球で中日との日本シリーズを制し、8年ぶりに日本一になったソフトバンク、全国高校ラグビー大会で史上最多となる大会通算292得点で3大会連続4度目の優勝を飾った東福岡が選ばれた。

 「特別賞」には悲願のJ1昇格を果たしたサガン鳥栖と高校男子バスケットボールで史上5校目の高校3冠を達成した延岡学園(宮崎)。「新人賞」にはテコンドーのロンドン五輪アジア予選女子57キロ級で3位に入り、五輪出場枠を獲得した浜田真由(佐賀・高志館高)が選出された。

 また、功労賞の稲尾和久賞には、昨年名古屋場所で現役を引退し、史上1位の通算1046勝を記録した元大関魁皇の浅香山親方に贈られる。

 各賞はいずれも、3月の九州運動記者クラブ総会で表彰される。