楽天は29日、昨季まで韓国リーグでプレーしていた門倉健投手(38)の入団テストを行った。合否は星野仙一監督(65)に報告後、数日中に本人に伝えられる。

 Kスタ宮城の室内練習場で、田淵幸一ヘッドコーチ(65)や編成担当が見守る中、ブルペン投球などを非公開で行った。仙台にある東北福祉大出身の門倉は「現状の力を出し切りました。仙台は大学4年間で育ててもらった町。楽天にお世話になれば、震災で苦しんでいる人たちに勇気を与えられたらと思います」と仙台を本拠地とする楽天入りを願っていた。