<阪神5-2DeNA>◇24日◇甲子園

 阪神先発の安藤優也投手(34)が9回途中に降板したが、4月19日ヤクルト戦(甲子園)以来となる今季3勝目をマークした。1回に2死一、三塁のピンチを招いたが、筒香をフォークで一ゴロに抑えて難を逃れた。2回までに打線が5点を援護。精神的に余裕もでき、フォークを低めに集める投球で8回まで4安打無失点と好投した。「点を取ってもらった。『今日は絶対にいい投球をしてやる』と思っていました」。9回の続投は和田監督に志願した。しかし、3連打で1点を失って降板した。06年9月以来、6年ぶりの完封勝利を逃し「監督、首脳陣の期待に応えられず(救援した)榎田にも迷惑をかけた」と反省していた。