日本野球機構は6日、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を狙う日本代表が臨むキューバとの国際親善試合(16日・ヤフードーム、18日・札幌ドーム)の代表29選手を発表し、阿部、坂本(ともに巨人)糸井、斎藤(ともに日本ハム)大島(中日)らが選ばれた。

 キューバ戦ではダルビッシュ(レンジャーズ)ら米大リーガーは選出されず、日本でプレーする20代の若手中心の編成となった。10月に就任し、初陣を迎える山本浩二監督(66)は東京都内で記者会見し「(今回のメンバーは)WBC代表候補にも入っているし、精いっぱい頑張ってほしい」と期待を寄せた。キューバとは本大会の1次ラウンドの同組で「全力でぶつかることで相手の戦力も分析できる」と話した。

 WBC代表は20日までに候補50選手、30日までに暫定登録の28選手を大会主催者に提出。来年2月下旬に最終メンバーが決定する。