中日のベテラン山崎武司内野手(44)が23日、2月の沖縄キャンプの荷物出しのため、ナゴヤ球場を訪れた。

 21日まで米ハワイで自主トレを行っていたため、居合わせた選手たちはほとんどが年が明けて初めての対面となった。山崎の前には、選手の列ができ、さながら“山崎詣”となった。

 気さくな44歳は後輩たちとガッチリ握手。同じ愛知・知多市出身の秀才ルーキー、ドラフト1位の福谷浩司投手(22=慶大)には「オイ、勉強ばっかやっとんのか?」と突っ込んで、緊張をほぐすなど、独特の優しさをみせた。

 唯一、山崎より年上の山本昌投手(47)からは気軽に「おう、ジャイ!」と声をかけられていた。この呼び名が2人の間の決まり事なのかどうかは不明だが、どうやら『ドラえもん』のジャイアンからきた「ジャイ」のようだ。