日本ハム栗山英樹監督(51)が19日、アピール不足の若手選手について「パン食い競争で、かじってくれるのを待っている状態。こいつを使いたいと思わせる選手がいない」と不満を表した。

 オリックスへ移籍した糸井嘉男外野手(31)と、海外移籍した田中賢介内野手(31)が守っていた右翼と二塁のポジションは、現在、激戦状態。にもかかわらず、ここまで、首脳陣をうならせる成長を見せている若手がいない。「今の状況をもっと生かしてほしい」と苦言を呈した。