3連敗中の中日は8日、ナゴヤ球場で投手陣と一部の野手が練習を行った。

 9日からのヤクルト3連戦(ナゴヤドーム)に向け、投手陣の立て直しが最優先事項。高木守道監督(71)も鋭い目を光らせた。

 リリーフ陣では、調子の上がらない山井大介投手(34)が出場選手登録を抹消された。ここまで4試合に中継ぎで投げ防御率0・00と安定した投球を続けている小熊凌祐投手(22)が、より大きな期待を背負うことになった。

 前カードの巨人3連戦は3連投。「若いんで疲れはありません」と頼もしく「もっと細かい部分にこだわってやらないと」と、自分にも厳しい。プロ5年目で初めて開幕1軍を勝ち取った期待の右腕。本拠地でも落ち着いた投球でアピールする。