広島前田健太投手(25)が、右腕の張りのため先発予定だった20日の巨人戦の登板を回避した。代役は中崎翔太投手(20)が務める。

 球団は「右上腕三頭筋筋膜炎」と発表。登録抹消など今後については経過を見ながら判断する。前田健は「前日から張りがありコーチ、トレーナーに話していた。キャッチボールをしても思い通りに投げられず、厳しいかなと思った。これまで経験のない箇所だったし、今日投げるともしかしたらという不安もあった」と説明。現在のところ病院に行く予定はなく、前田健も「そんなに時間はかからないと思う」と先発を1度飛ばす形で復帰を目指すが、もしエースの離脱が長引けば、広島の戦いに影響は必至だ。