<DeNA5-4ヤクルト>◇30日◇横浜

 DeNAが4番、5番の連続アーチで同点に追いついた。3点を追う6回1死一塁から、まずはトニ・ブランコ内野手(32)がバックスクリーンにたたき込む15号2ラン。

 続く中村紀洋内野手(39)が外角低めの速球を右翼席に運ぶ技ありの3号ソロを放った。

 ブランコは「なんとかチャンスを広げて得点につなげられるように、しっかり芯で捉えようと打席に入りました。いい結果になって良かった。15本目ですが、自分でも今のところ良いペースで打てていると思います」。

 4月7日ヤクルト戦以来の1発となった中村は「打ったのはシュート。弾道が低かったので、風吹け!

 と願いながら走っていました」と振り返った。