<ロッテ9-5中日>◇16日◇QVCマリン

 ロッテが得意の逆転勝利で、交流戦を締めくくった。

 伊東勤監督(50)は「あそこ、大松がよく打ってくれた。大嶺がゲームを作れなかったけど、藤岡や中継ぎ、抑えが我慢しながら抑えてくれた。交流戦最後で勝って締めたい気持ちが強かった。全員で勝ち取ったね。交流戦もいい戦い方。リーグ再開しても、今日のような粘りのある戦いをしたい」と満足そう。

 交流戦では12球団トップの26本塁打を放ったが、伊東監督はこの日の本塁打ゼロの勝利を高く評価。「本塁打で点が取れていたけど、このところはヒット、ヒットで、元のスタイルで点が取れている。最後の2試合で、元のチームに戻ってきた。貯金もできたし、交流戦は全体的に良かった」と話した。