<広島2-3中日>◇16日◇マツダスタジアム

 広島は「勝利の方程式」が崩壊し、4位に転落した。2点リードの8回に、今村猛投手(22)が登板。

 だが、1死一塁から平田に右中間への適時二塁打を浴びると、2死一、三塁からは代打山崎に右前適時打を許し同点に追いつかれる。9回はキャム・ミコライオ投手(29)が後を継いだが、1死三塁から森野に決勝の中犠飛を許した。

 野村謙二郎監督(46)は「セットアッパーと、クローザーが本来の仕事をできなかった。エラー絡みではあるけど」と嘆いた。また、8回無死一塁で盗塁を失敗した丸佳浩外野手(24)についても「(マドリガルは)クイックが早いと話をしていた。根拠はあったのか、やみくもだったのか、指導しないといけない」と厳しさを見せた。