<広島7-6DeNA>◇1日◇マツダスタジアム

 広島はシーソーゲームを制し、2カード連続の勝ち越しを決めた。先発大竹寛投手(30)は、得点後に視点を繰り返す悪循環で、6回9安打4失点で降板。

 だが、打線は4度追いつく粘りを見せ、7回に2死二塁から、フレッド・ルイス外野手(32)が左翼スタンドに飛び込む4号2ランを放ち、これが決勝点となった。2番手の永川勝浩投手(32)は、2年ぶりの白星を手にした。

 野村謙二郎監督(46)は「(ルイスは)やっとフリー打撃のバッティングが出たね。7、8回はこれからも苦しむだろうけど、勝つ試合をつくっていかないといけない。投手の失点を少なくしていくこと」と話した。