<日本ハム2-7ソフトバンク>◇18日◇帯広

 ソフトバンクのエディソン・バリオス投手(24)が初登板初先発で5回7安打2失点と粘り、プロ初勝利を手にした。2回までに打線が2点を援護。その2回に中田にソロ本塁打を浴び、3回以降は毎回先頭打者に安打を打たれる苦しい展開を88球でしのいだ。

 来日初のヒーローインタビューでは「とても興奮しています。1軍初登板を初勝利で終えて、感謝しています。アグレッシブに行こうと考えていた。負けられない戦いが続くのでいただいたチャンスでチームに貢献したい」と丁寧に答えた。

 11年に来日し、関西独立リーグの神戸サンズでプレー。その年の7月にソフトバンク入りし、育成選手だった昨年6月に右肘関節内側側副靱帯(じんたい)再建手術を受け、今年ようやく実戦に復帰した。7月31日に支配下登録され、先発のチャンスをつかんだ。