<広島4-5ヤクルト>◇6日◇マツダスタジアム

 広島前田健太投手(25)が、最多勝&2年連続防御率1点台を逃した。中9日の登板で、1回に制球が定まらず、2死満塁から山田に満塁本塁打を許すなど5失点。

 尻上がりに立ち直ったが、6回9安打5失点で降板。リーグトップの16勝目とはならず、防御率2・10でシーズンを終えた。「終わったことなので仕方ない。かえすことも出来ないので。防御率のタイトルは取れたけど、喜べる数字ではない。悔しさと、うれしさと半分半分」と振り返った。