ソフトバンク大隣憲司投手(28)が10日、福岡市内の西戸崎合宿所で打撃投手を行った。6月に難病の黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けてから3度目。

 2度目となった8日から中1日で登板。前回あった防護ネットを外し、変化球を混ぜて投げるなど、より実戦に近いものとなった。育成の亀沢らを相手に51球、半分はスライダーやチェンジアップを投げた。「ブルペンで投げるより打者に投げたかったので、3軍の打者にお願いした。自分としては今年中に1イニングでも実戦で投げたい」。

 16日に1軍練習に合流し、秋山監督らと今後のスケジュールを決める予定だ。