小久保ジャパン初陣の台湾遠征(8~10日)に参加するDeNA井納翔一投手(27)、三嶋一輝投手(23)と、対戦相手である台湾代表に選出されている鄭凱文投手(25)が1日、そろってブルペン入りした。

 井納、三嶋のルーキーコンビは、ともに100球の投げ込み。井納は「今はいつも通りに準備してます。チームが勝つために自分の持ち味を生かせて、結果がいい方向に出てくれれば」。打者役を立たせ実戦を想定して投げた三嶋は、「打者に立ってもらった方が、感じがよかったですね。自分の力をジャパンのユニホームを着て出せるか、楽しみです」と話した。

 ブルペン投球後、フリー打撃にも登板した鄭は、2日に台湾入りし、代表チームに合流する予定。井納、三嶋と投げ合う可能性もあるだけに、「試合になれば、もちろん勝ちたいです」と気合十分だった。