阪神の高野栄一球団本部長は7日、海外FA権を保有する鳥谷敬内野手(32)と国内FA権を持つ久保田智之投手(32)が、FA権を行使しないと明かした。

 秋季キャンプ地の高知・安芸で「昨日、鳥谷選手と久保田選手からFA宣言しません、と連絡をもらいました。今後は通常の契約交渉をしていきます」と話した。

 鳥谷は球団を通じて「今年もFA権を行使せずに残留させていただくことを決断しました。今年は悔しい思いをしましたので、来季はチームの勝利に貢献できるプレーを1つでも多くお見せできるよう頑張りたいと思います」とコメントした。