中日山内壮馬投手(28)が9日、ギブアップ寸前で鹿児島での合同自主トレを打ち上げた。

 岩田、武藤を含めて4選手が参加し、最年長の浅尾拓也投手(29)がメニューを準備。だが内容は例年になく超ハードだったようだ。「浅尾さんのメニューがキツイ。昨日も朝10時から夜6時までですよ。もう足がパンパンで。『浅尾さん暴走』と書いておいて下さい」(笑い)。えっ、浅尾が暴走王子?

 もちろんジョークだが、すべてやり切った山内も充実の笑顔だ。今季は右肘手術から再起を期す1年になるが、この日は60メートルの距離でキレのあるキャッチボールも披露。桜島を横目に見ながら錦江湾沿いを走るランニングや自転車通勤など、充実の鹿児島5日間となったようだ。