ソフトバンク内川聖一外野手(31)の宮崎・日向自主トレに登場した「へべすマン」の正体は、すご腕の臨床心理士だった。

 内川が横浜(現DeNA)時代から個人契約を結んでいる、臨床心理士の武野顕吾氏(46)だ。セ・パ両リーグ首位打者を陰でアシストした人物で、自主トレにも同行している。

 胸と背中に「1年

 武野」と記したユニホーム姿は1年前の大分自主トレと同じ。「留年しました」とうつむいていたが、練習場の片隅に置かれていた当地名産のかんきつ類「へべす」のかぶり物をかぶると、急に元気に。

 そのまま練習生として汗を流し、「ビタミンCやアミノ酸がたっぷりで選手の体にぴったり」と率先してPRして回った。

 もともと同氏は顔と背格好がアンタッチャブルの山崎弘也にそっくりなことで、ソフトバンク関係者の間では有名。今回の「へべすマン」としての活躍を見届けた市役所関係者から「非公認キャラとしてお願いしたい」とスカウトされていた。