ヤクルトの「ライアン」こと小川泰弘投手(23)が22日、神宮外苑で今年初のブルペン入りを果たした。

 立った捕手相手に30球、変化球も交えて確認した。「体重を乗せて前に向かっていくときのバランスと、リリースポイントでしっかり肘を上げて前で離すこと。その2点をしっかり意識してやりました。前に向かっていくとき力強く地面を蹴られていたし、リリースのタイミングがあった時は良い球がいっていました」と納得の表情を見せた。

 投球練習後には、打撃マシン「バーチャルバッティング」の投球映像の収録にユニホーム姿で臨んだ。3月の開幕前後から、全国のバッティングセンターで「ライアン」との対戦が可能になる。

 収録を終えたライアンに、対戦するであろう全国の子どもたちに向けてのメッセージ聞くと、満面の笑みでひと言。「絶対に打たせないです!」。