中日堂上直倫内野手(25)が名誉挽回の大活躍だ。インフルエンザを発症して2軍に降格したが、2番遊撃で出場した16日の2軍練習試合LG戦(読谷)で1発を含む3安打。

 第1打席で左腕ユン・ジンウから左越え本塁打を描くと、6回の第4打席は遊撃へ内野安打、そして9回第5打席は左越えの適時二塁打を放った。5打数3安打2打点の成績に堂上直は「ホームランは今までやってきたことが結果をして出てくれて良かった。まだまだレベルアップしていけるように続けていきたい。今年はチャンスと言われながらインフルエンザにかかってしまったのですが、それを取り返すほどの練習をしている。初めての試合で結果が出たのは良かったです」とホッと一息。ただし谷繁元信兼任監督(43)は「インフルエンザで5~6日休んだ分を取り戻そうとしていて、とりあえず結果も出た。けど1、2本で喜んでいる時期じゃない」と、さらなる逆襲を期待していた。