オリックス岸田護投手(32)が23日、ヤクルトとの練習試合(浦添)に先発し、2回を1安打無失点に抑えた。

 昨年は先発ローテーション入りを目指したが、キャンプ中の故障が響き、シーズンは中継ぎで起用された。今季は再び先発登板を目指している。この日はカーブも試すなど中継ぎとは違う投球パターンを模索中だ。「どれだけやっていけるか、楽しみなキャンプだった。これから良くなりそうなものを、体の中で感じた」。1軍で最後に先発したのは4年前。順調な調整で、開幕ローテーション争いが激化しそうだ。