<オープン戦:オリックス2-3日本ハム>◇9日◇姫路

 日本ハム栗山英樹監督(52)が、本番モード突入の戦闘態勢に入った。この試合で2試合の関西遠征を終え1、2軍のメンバーを入れ替え。2軍で調整していたアブレイユ、ミランダのキューバ出身の野手2人のほか、開幕投手の吉川、斎藤、上沢ら先発ローテーション候補を1軍へ合流させることを決めた。

 乾、森内、尾崎が2軍へ合流することになった。札幌ドームでは11日からの西武3連戦、15日から中日2連戦。その5試合である程度の開幕に臨む陣容を決めるため、戦力構成の最終段階に入る。栗山監督は「向こう(2軍)にいっているメンバーを戻す。いろいろと考えている」と熱い口調で緊迫感を漂わせていた。