<オープン戦:西武2-3広島>◇19日◇西武ドーム

 左脇腹痛からの完全復帰を目指す西武中村剛也内野手(30)に不安が走った。三塁でのスタメンが予定されていたが、急きょDHに変更された。試合前はフリー打撃を回避していた。

 1打席立ったがスイングすることなく見逃し三振。故障箇所の再発かと思われたが、伊原監督は軽傷を強調した。「前に痛めたところにちょっと張りがあると。何か言ってきたら何もさせないの」と、無理をさせず大事をとっての対応だったと説明した。

 袴田チーフ兼バッテリーコーチも「脇腹だから慎重に。あした休んであさっては守りも大丈夫でしょう」と不安を一蹴した。この日は治療を行わず、検査の予定もない。21日のロッテ戦は予定通り2度打席に立つ方向だ。