<日本ハム3-2西武>◇12日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)が、西武菊池との花巻東「同門対決」を制し、今季初勝利を挙げた。

 2回2死無走者から2本の長打を浴びて先制されるなど、内容はいまひとつ。毎回走者を背負ったが、自己最速タイの158キロをマークした直球とフォークを武器に、プロ最多の10奪三振、1失点のまま粘った。5回2/3を6安打1失点の投球に、お立ち台では「初回からリズムのよくない投球でヒヤヒヤさせましたし、申し訳ないです。今日は(野手に)助けられて、勝たせてもらいました。次はしっかりしたい」と反省しきりだった。