巨人は19日、キューバ代表フレデリク・セペダ外野手(34)の獲得を発表した。

 両打ちの強打者で、五輪に2回、WBCに3大会連続で出場。「赤い稲妻」の異名を持つキューバ打線の4番を任されてきた。キューバ政府は昨年9月、自国の選手が他国でプレーすることを公式に認めた。セペダは、同制度を利用して初めて日本球界でプレーするキューバ選手となる。

 セペダは「日本球界でプレーするのが夢だった。その夢が現実になり、期待感でいっぱいだ。巨人軍は日本トップの球団であり、プレーすることに誇りを感じる。キューバ国民の声援を胸に、巨人軍のセ・リーグ制覇、日本一奪還のために全力を尽くしたい」とコメントした。