<ロッテ7-8阪神>◇12日◇QVCマリン

 二転三転のシーソーゲーム。最後は惜敗となったが、ロッテ伊東勤監督(51)は一時の停滞ムードからの脱出に手ごたえを感じていた。「だいぶ粘りが出てきた。ひもとけば防げた点もあるので、それはこれから勉強していきます」と前向きにとらえた。

 7回2死満塁のピンチでマートンの左中間を破ろうかという当たりにハフマンがダイビングでスーパーキャッチ。無失点で切り抜けると7回の攻撃ではクルーズの6号2ランなどで4点を奪い再逆転に成功した。「1度は引っ繰り返した。しょうがない。こういう日もある」と気持ちを切り替えていた。