<DeNA6-12阪神>◇6日◇横浜

 DeNAが今季3度目の同一カード3連敗で、借金はワーストタイの13に逆戻りした。

 6点ビハインドの8回に5点を奪い1点差に追い上げたが、9回に7番手の長田がまさかの5失点。押せ押せムードがしぼんだ。

 終わってみれば6点差の大敗。中畑清監督(60)も厳しい表情で、「9回に(抑えの)三上が間に合わなかったのが残念」と、9回の継投を悔やんだ。

 直前の8回の攻撃は2死一、三塁から石川の4号3ランで1点差。続く山崎は4球目を投ゴロに倒れた。同点からの投入を想定していた三上は、石川の3ラン後に準備を開始したため、9回先頭からのマウンドには間に合わなかった。

 中畑監督は「コーチ、ベンチ、ブルペンとあうんの呼吸があって、(三上が)間に合っていたかどうか。その中で、何としても三上を送り出す努力をしないといけなかった。1点差になったら(三上で)いくと、俺もベンチもブルペンも一体感があればいけたはず」と反省。それでも「心の連携がしっかり出来ていけば、もっといいチームになる」と、前を向いた。