<ロッテ1-0ソフトバンク>◇14日◇QVCマリン

 ロッテは1、2年目コンビが強力ソフトバンク打線を封じた。先発の石川歩投手(26)は7回4安打無失点で6勝目。ソフトバンク戦は3試合、20回3分の2を投げ防御率0・00というキラーぶりを発揮した。8回の投球練習で右手親指の付け根をつり緊急降板するアクシデントはあったが軽症で、今後のプレーに支障はない。「完投はしたかった。監督から完投しろと言われていたので、できなくて悔しい」。

 好リードで支えたのが、2年目で初スタメンの田村龍弘捕手(20)だった。「序盤は内角を意識付けさせました。終盤は変化球が多くなると思ったので。石川さんは僕を信じてくれたので、逃げずにいいリードをしようと思った」。伊東監督の抜てきに応えた。