<阪神2-3巨人>◇23日◇甲子園

 巨人スコット・マシソン投手(30)が、リベンジに成功した。

 1点リードの9回2死で登板。梅野を初球157キロの直球で空振りにし、カウント1-2から最後は、141キロ外角へのスライダーで空振り三振に仕留めた。22日の阪神戦。抑えれば引き分けという同点の延長12回2死で、福留に152キロ直球を右翼ポール直撃のサヨナラ本塁打された。この日もあと1人という同じ局面だったが、初球以外、全て変化球と冷静に16セーブ目を挙げた。「復讐(ふくしゅう)とか、ネガティブな気持ちは一切なかった。ポジティブに攻めた結果だよ」と笑顔を見せた。