<ロッテ2-6日本ハム>◇30日◇QVCマリン

 日本ハム中田翔内野手(25)が1-1の3回、勝ち越しとなる18号2ランを放った。

 無死一塁の場面でロッテ古谷の初球、真ん中低めへの127キロ変化球を左翼席へ運んだ。「完璧だったよ。ここのところ自分も結果が出ているけど、チームの雰囲気がいい。みんなに打たせてもらったホームラン、というところだね」とご満悦。ここ5試合で3発目と本塁打量産モード。3試合連続打点でリーグトップを独走する67打点とした。

 1回は1死二、三塁の好機に、左前へ先制適時打を放った。フルカウントからミート重視のすり足打法で、105キロの変化球をとらえた。「うまく拾えたという感じかな。先制のチャンスで回してもらったから、モノにできて良かったね」。気分よく試合に入り、2打席連続打点となり「この後もどんどんいきたいね」と意気込んだ。