<巨人2-2広島>◇1日◇東京ドーム

 広島前田健太投手(26)は熱投でサヨナラ負けを防いだ。

 同点の9回裏、無死二塁から3番長野を外角147キロ直球で空振り三振。敬遠四球を挟み、5番ロペスは内角低め146キロのツーシームで三ゴロ併殺打に仕留めた。

 「取りたいところでゲッツーを取れた。球数も少なく、うまく配分できた」。9回112球を投げ、2失点(自責点1)で降板。土壇場で底力を発揮した。