ヤクルト八木亮祐投手(23)が6日、都内の病院で精密検査を受けて「左大腿(だいたい)部肉離れ」で全治6~8週間と診断された。

 八木は5日の阪神15回戦(神宮)で先発したものの1回途中に左太ももに痛みを訴え、打者4人で緊急降板していた。

 練習前に報告を受けた小川淳司監督(56)は「八木には『今シーズンは無理だろうから、リハビリ期間でも来年に向けて、トレーニングを含めて成長できるよう、有効に使ってほしい』と話をしました。状態が良いときに、こういうのがついて回るのかな」と、表情を曇らせた。

 精密検査後にクラブハウスを訪れた八木は「痛みはそんなに変わらないです。ちょっと時間はかかるかもしれないですが、まだ(今季は)終わったわけではないので何とか頑張りたい」と気丈に話した。