<阪神3-1中日>◇20日◇京セラドーム大阪

 中日が痛恨過ぎるミスで連敗だ。同点の7回2死満塁で、上本の外野フライを大島と藤井が交錯して落球。2者がかえり、これが決勝点になった。谷繁元信兼任監督(43)は「(大きな)声を出してないんだろうけれど、あれを落とすのは…。どうなんですかね」とぼうぜん気味にコメント。「どんな形であれ、取らなきゃいけない打球。競った試合は1つのミスで決まってしまう」と厳しく指摘するしかなかった。

 6回1/3で降板した先発の浜田については「十分です。今日は」と合格点を与えたが、打線は2回1死満塁で三ツ俣が併殺に倒れるなど、平田のソロだけで2試合連続1点止まり。「チャンスですべて打てるというわけじゃないけど、生かさないと点は入らない」と悔やんだ。