<日本ハム1-2ロッテ>◇31日◇東京ドーム

 ロッテ成瀬善久投手(28)が7回無失点の好投で、チームの対日本ハムの連敗を10で止めた。

 7安打5三振、無四球1死球。チェンジアップのキレよく、毎回走者を出しながらも、あと1本を許さない。無失点投球は今季初で、昨年5月12日・楽天戦以来。「ストライク先行で行ければ、思うような投球ができる。前回(5月16日)の対戦は10失点だったんです。嫌なイメージを逆転させた」と納得の表情だった。

 伊東監督も「投手が頑張ってくれた。大谷も抑えたし、西野も完璧な投球。こういう試合をしたかったんです。成瀬も、エースらしい仕事をしてくれた」と話した。