<中日6-0阪神>◇5日◇ナゴヤドーム

 中日山本昌投手(49)が、今季初勝利を挙げ、プロ野球最年長勝利記録を打ち立てた。

 山本昌は49歳25日で今季初白星をマーク、1950年に阪急の浜崎真二が中継ぎでマークした最年長勝利のプロ野球記録(48歳4カ月)を64年ぶりに更新した。

 ベテラン左腕が5回5安打無失点と好投し、打線も6得点で援護射撃。救援陣も無失点でつないだ。

 山本昌は、殊勲打を放った藤井と一緒にお立ち台に上がった。

 インタビューの内容は以下の通り。――31年目49歳と25日、プロ最年長勝利記録。今の気分は山本昌

 本当に皆さんに感謝しています。――感謝の気持ちを一番伝えたいのは山本昌

 こういうときにファームでスタッフも送り出してくれた。家族もしっかりバックアップしてくれましたし、感謝しています。――1回のピンチをしのいだ山本昌

 試合を壊さないようにと頭に入れて投げました。1点取られても後続を断ってと思っていましたが(無失点に抑え)いい結果が出ました。何回も投げているマウンドなので、冷静に頑張れるようにいきました。藤井がいいところで打ってくれて力をもらった。――今季1勝すれば記録だった山本昌

 苦労しましたけど、こういう場に立てて幸せな選手だと思います。――どうして、ここまで頑張れるのか山本昌

 分からないけど、これで終わりではないので、また頑張りたいと思う。しつこい性格なので、希望を持って調整してきた。チャンスをんもらえたら、頑張ろうと思っていた。出来すぎぐらいでうれしい。――もう1度、聞きますが、どうして頑張れるのか山本昌

 しつこいからじゃないですか。