<阪神5-17広島>◇13日◇甲子園

 阪神のセンター伊藤隼太外野手(25)が痛恨の後逸だ。

 6点リードされて迎えた7回2死一、三塁の場面で、8番石原の打球が伊藤隼の前に弾んだ。適時中前打で広島に1点が入っただけでなく、バウンドを合わせに行ったところで打球を後逸。失策で一塁走者の小窪まで生還を許してしまった。

 4万6464人の大観衆は、阪神の攻撃を待たずしてジェット風船を飛ばし、感情を表現。7回裏に伊藤隼が打席に立つと「気合をいれろ隼太」コールが響いた。