<阪神3-4中日>◇21日◇甲子園

 阪神ドラフト6位岩崎優投手(23)は突然の乱調で6勝目を逃した。

 5回まで2安打無失点投球。高低を丁寧に突く投球で7奪三振を奪うなど、文句なしの投球内容だった。ところが2点リードの6回2死から、2番三ツ俣にソロ本塁打を打たれ1点差。続けざまに連続四球を与えると、5番平田に同点打、6番高橋周に勝ち越しの適時打を浴びた。

 走者を置いた状態で無念の降板となった。「ソロホームランを打たれて切り替えたつもりでしたが、こういう結果になってしまって悔しいです。2アウトを取っていたので、そこで終わりにして、次の回に行けるようにしないといけなかったです」。

 それでもベンチに戻る際にはスタンドから温かい拍手を受けた。6回途中5安打3失点だった。