中日山本昌投手(49)が1日、ナゴヤドームでのDeNA23回戦前に、野球殿堂博物館に寄贈する記録品などの贈呈式に参加した。

 史上最年長登板や最年長勝利を更新した5日の阪神19回戦(ナゴヤドーム)で投じた第1球やグラブ、スパイク、ユニホームなど一式を広瀬信一館長に手渡した。山本昌は「大変光栄です。贈呈式までさせていただいて、とてもありがたいです」と感謝しきりだった。中日の選手は今季、山本昌のほかに、いずれも日本記録を更新した岩瀬の400セーブ球や、谷繁兼任監督の26年連続本塁打球なども同館に寄贈。広瀬館長は「1シーズンで同じチームから3人の日本記録は初めて。本当にすごいですね」と敬意を表していた。なお記念球などは同館で2日から一般公開される。