<SMBC日本シリーズ2014:阪神6-2ソフトバンク>◇第1戦◇25日◇甲子園

 ソフトバンク柳田悠岐外野手(26)が意地の適時打を放った。

 1-6で迎えた7回2死三塁から、右前適時打。攻略できなかった阪神先発メッセンジャーに一矢を報いる一打だった。

 柳田はそれでも1回の先頭打者で中飛に倒れたことに「最初の打席でミスショットした」と悔やんだ。

 6回には李大浩内野手(32)が1死満塁から犠飛で1点を返したが、本人は「0-6からの犠飛はいらない。安打か本塁打なら展開も変わった」とポツリ。

 チームが敗戦となっただけに、日本シリーズ初打点にも素直に喜べなかった。