巨人や日本ハムなどで活躍し、今季限りで現役を引退した木田優夫氏(46)の日本ハムフロント入りがほぼ固まったことが28日、分かった。

 複数の球界関係者が明らかにし、木田氏は「オファーをいただいているのは事実です。前向きに考えさせていただいています」と話した。

 今季は独立リーグ、ルートインBCリーグ石川でプレー。プロ野球への復帰がかなわず、引退を決意した。

 木田氏は山梨・日大明誠高から1987年にドラフト1位で巨人に入団。オリックスを経て98年オフにフリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ、タイガース入りするなど複数の球団を渡り歩き、2010年から3年間、日本ハムに所属した。日米通算で581試合に投げ、74勝83敗、51セーブを記録した。