広島は29日、15年度のコーチングスタッフを発表した。2軍では東出輝裕内野手(34)が選手兼任で野手コーチ補佐に就任した。

 1軍では選手専任の予定。鈴木球団本部長は「今までもファームにいる時は若手にアドバイスしてくれている。来年は1軍にいてもらわなければ困るけど、2軍にいる時は遠慮せず(指導を)やってくれよ、ということ」と説明した。

 東出は13年2月の紅白戦で左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、2年連続で1軍出場ゼロ。今季はウエスタン・リーグ49試合出場で打率2割7分2厘だった。