ソフトバンクの次期監督に決まっていた工藤公康氏(51)の就任発表が、11月1日に行われることが31日、決まった。

 阪神との日本シリーズを制した30日限りで退任した秋山幸二前監督(52)の後任となる。

 通算224勝を挙げ、1993、99年にはパ・リーグ最優秀選手を獲得した左腕投手の工藤氏は、愛知・名古屋電気高(現愛工大名電高)から82年にドラフト6位で西武に入団し、西武黄金時代の主力として活躍。95年にフリーエージェントでダイエー(現ソフトバンク)へ加入、99年の日本一に貢献した。

 巨人、横浜(現DeNA)を経て、西武に復帰した10年に戦力外となり、所属がないまま11年に現役を引退した。