<2014SUZUKI日米野球:日本代表4-0MLB>◇第3戦◇15日◇東京ドーム

 侍ジャパンの投手陣が4人で無安打リレーを完成した。

 先発の楽天則本昴大投手(23)は5回を6三振でパーフェクトに抑えた。「人生最高のピッチングができたかなと思います。ストレートで空振りが取れたし、思い通りのところに投げられた。嶋さんがいい配球をしたので、その通りに投げられたおかげ」。

 2番手のオリックス西勇輝投手(24)は代わりばなにいきなり四球を出したが2回を2四死球で抑えた。「(四球を出すと)ファンの方がため息をついたのでホント苦しかったです。則本がいいピッチングをしたので、何とかつなげられるようにと思って投げました」。

 3番手の西武牧田和久投手(30)は2四球を出したが乗り切った。「ブルペンでは吐きそうでした。(緊張は)ひどかったです。ストライクが入らないのでどうなるかと思ったけど、自分のピッチングをすればいいかなと。いいピッチングができました」。

 抑えのロッテ西野勇士投手(23)はア・ナ両リーグの首位打者2人を含む3人を退け無安打無得点リレーを完成させた。「びっくりしました。いい流れを作ってくれたけど、(登板前に)ヒット出てくれないかなと思っていました。1人1人しっかり抑えようと緊張感を持って投げました。ホッとしました」と、それぞれに喜びを話した。